メインバンク制

 1953年に金融機関の持ち株制限も緩和され、旧財閥グループはもちろん、新しく銀行を核としたグループも現れ始め株式のグループ内持ち合い、さらには企業の系列化が進んでいくことになりました。この勢いを加速させたのが、1967年の「資本の自由化」です。資本の鎖国状態がここでようやく解かれ、外国企業が日本国内に子会社や合弁会社をつくったり、日本企業の株式を取得して経営に参加するなどの直接投資を認める自由化に政府が踏み切ったのでした。

 ここで台頭したのが、進出した外国企業に乗っ取られるのではという懸念です。そこで企業は対抗するため、「安全株主工作」を考えるようになります。外部に安定的な株主を作る動きが活発化し、取引先や関連企業、さらには銀行や保険会社に安定株主の役割を期待しました。その核となったのが銀行であり、銀行は特定企業の株式を保有する一方で、企業にも銀行株を保有させました。これがメインバンク制と、メインバンクを中心とした系列企業グループの誕生につながっています。

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